深谷中学校は、「感謝・自身・プライドと『楽しさ』に満ちた学校」をめざしてさまざまな活動を展開しています。
ここでは、めざす学校の姿について説明していきたいと思います。
『めざす学校像』の一番目に「感謝」という言葉を掲げました。
自分だけがよければという自己中心的な考え方では、これからの子どもたちの本当の幸せを保障することはできません。
個の幸せは、「かかわり」「つながり」「絆」といった言葉と共に、他者と豊かにかかわることにより達成することができます。
感謝は、「ありがとう」の言葉に代表されるように、自分と相手をしっかりと意識することから始まります。自己中心的な姿
勢から「ありがとう」は発せられませんが、他者を意識し自分を振り返ることができれば、自然と「ありがとう」という言葉や
感謝の気持ちを表出することができるようになります。
教育という営みは、「自分育て(自分の責任者は自分)」という時として「厳しさ」を厳しく教えなければならない場面に遭
遇するものです。「ならぬものはならぬ」という姿勢で指導しなければならない困難に直面することがあります。
そんな時でも「ありがとう」を基盤として、その厳しさに対峙していきたいと考えています。
そして、そんな大人や子どもであふれた学校でありたいと願っています。