生徒は、さまざまな面・姿を私たちに見せてくれます。すばらしい面も、期待される面も、課題だと思われる面も。
昨年の体育祭でのことです。準備体操の様子をご覧いただいた来賓の方から、課題をご指摘していただきました。
全体的にご覧いただければ「すばらしい体育祭」と思っていただけても、お忙しい来賓の方がご覧いただく場面は
「瞬間」です。
「一瞬」で評価されることを生徒に教えたいと思いました。「瞬間・一瞬」のために、緊張感を持て演技することの
大切さを教えたいと思いました。
今年の体育祭では、緊張感を持って一つ一つの演技に集中し、一つ一つの演技を楽しもうと生徒達に話しました。
多くの保護者の方々が、閉会式までお残りくださり、「今年の体育祭はよかった」という評価をいただきました。
それは、一人一人の深中生が一瞬を意識し、一瞬を全力で満たし、その連続が、見てくれている人びとから高評価
をいただいたのだと思います。
「一瞬を軽んずべからず!」を学んだ体育祭でした。