３年ぶりに３つの学年が揃って　
　　　　　　　　ー体育祭の全体練習を行いましたー
８月31日、深谷中学校の第44回体育祭に向けた本格的な取組が、３年ぶりに深中の３つの学年が揃って行う全体練習で始まりました
昨年度までの３年間は、コロナ禍のため学年別体育祭という形での実施となっていました。しかし本年度は、これまでの経験と知見を活かした対策を取りながら、３学年揃って深中全校で取り組む体育祭の準備をしています。今回は全校生徒がそろって行う入場行進と体操の練習でした。
　　
まずは、朝礼台前に集合し整列。その場で座って、3年ぶりに行われる全体練習に臨む❝構え❞をつくりました。１年生はもちろん、２年生も、そして最上級生である３年生も、この深中で全学年が揃っての体育祭は経験していません。３年生は、先輩の姿を見て学ぶ機会がありませんでした。しかしこの緑学年が先生たちと一緒にこうあるべきだと考え行ってきた２年間の学年体育祭で磨いてきた姿があります。３年間のブランクにより、４１年間継続し繋いできた深中体育祭の姿を直接受け継ぐことはできませんでしたが、今の緑学年が想像し考え２年間かけて磨いた姿がこれからの深中体育祭の原型となっていくのです。
　　
集合隊形から、３年３組男子を基準にして体操隊形に開く練習から始まりました。基準となる３年３組の男子が誇らしげに胸を張って右手をピシッと挙げる姿も、「体操隊形に･･･開け！」の掛け声とともに全力で走る１年生の姿も曇天のも、とても眩しく見えました。
　　
体操隊形になった隊列は、斜めから見ても真っ直ぐです　体育委員長の号令に合わせ、整列や体系移動、そして一つ一つの動きをしっかり大きく行う体操は、体育祭の大切な演技です。
　　
続いて、入場行進の練習に入りました。体育主任の先生から気をつけることについて指導がありましたが、それを全校生徒がしっかりと顔をあげ、見つめながら聴いている姿も素晴らしかったです。全校生徒が集まって一つのものを創り上げる活動の価値を改めて感じました。
　
体育委員長が右手を上げると、遠く校庭の向こう側に並んだ全校生徒が一斉に立ち上がり、委員長の１回目のホイッスルを合図に足踏みを始め、２回目で全身を始めます。
　
限られた練習時間しかとれない状況の中で、その分❝本気・全力❞で、深中生たちが取り組んでいます。本年度は、人数制限をしますが、保護者の方にも参加いただく予定です。是非当日の生徒たちの姿をご覧になってください。